この記事の目次

1. CSVの列と住所を整える

最初は「顧客ID・顧客名・住所」の3列に絞ると確認しやすくなります。顧客IDは必須ではありませんが、再取り込みで同じ顧客を照合するための目印になります。

顧客ID,顧客名,住所
C001,サンプル商事,東京都千代田区丸の内1-1-1
C002,サンプル販売,東京都新宿区西新宿2-8-1

上記は形式を示す架空の例です。住所は都道府県から番地までを一つの列にまとめます。電話番号を含める場合は、Excelで先頭の0が消えていないかも確認してください。

  • 先頭行は「顧客名」「住所」のような分かりやすい列名にする。
  • 見出しの上にタイトル行や空行を置かない。
  • 一つのセルに複数の顧客や住所を詰め込まない。
  • 元のExcelを保存したうえで、CSV UTF-8形式で書き出す。

営業用の管理項目も整理したい場合は、顧客リスト用CSVテンプレートを参考にしてください。全項目を最初から埋める必要はありません。

2. Googleマイマップに取り込む

  1. 地図を開く

    Googleマイマップで新しい地図を作るか、取り込みたい地図を開きます。

  2. レイヤーを選ぶ

    取り込み先のレイヤーで「インポート」を選び、用意したCSVを指定します。

  3. 位置情報の列を指定する

    地点の位置に使う列として「住所」を選びます。緯度・経度がある場合は、その列を指定できます。

  4. 表示名の列を指定する

    マーカーのタイトルには「顧客名」や「店舗名」を選びます。

  5. 結果を確認する

    数件を開き、名前・住所・ピンの位置が元データと合っているか確認します。

対応形式と上限

CSVに加え、TSV・XLSX・Googleスプレッドシート・KML・KMZ・GPXなどに対応しています。Googleは、2,000行を超えるファイルをインポートしないよう案内しています。非圧縮のKML/KMZは5MB、それ以外は40MBが上限です。

これはCSV取り込みに関する条件です。地図のレイヤー数とは別なので、レイヤーを追加できない場合はGoogleマイマップの上限と対処法をご確認ください。

うまく取り込めないときの確認表

症状確認する箇所試すこと
文字化けするCSVの保存形式元のExcelからCSV UTF-8で保存し直す
住所を選べない先頭行と列の区切り列名を1行目に置き、結合セルや空行をなくす
ピンの位置が違う都道府県・市区町村・番地省略を補い、似た地名と区別する
同じ場所に重なる同一住所の顧客・重複行顧客IDや名称で確認する。重なりが誤りとは限らない
取り込みが進まない行数・容量・ファイル形式数件の小さなファイルで切り分ける

建物名や支店名だけでは場所が曖昧になることがあります。住所を書き直しても解消しない行は、他の行と分けて確認すると作業を続けやすくなります。

3. 更新時は「追加」と「一致項目の更新」を区別する

Googleマイマップでは、CSVやGoogleスプレッドシートを同じレイヤーへ再インポートできます。既存の地点を更新したいのに「追加」を選ぶと、重複を作る原因になります。

  • 全体を入れ替える:レイヤー内の内容を新しいデータで置き換える。
  • 既存の顧客を更新する:顧客IDなどの一致する列を指定して照合する。
  • 新規顧客を追加する:追加対象だけのデータを用意し、既存分と混ぜない。

更新前に元データと地図をバックアップし、まず少数の行で意図どおりになるかを確認しましょう。CSVを取り込んでも、地図で編集した内容が元のExcelに自動で戻るわけではありません。

取り込み後、どこを「最新の情報」にするか決める

Excelを正本にして地図は閲覧用にするなら、誰がいつ再取り込みするかを決めます。地図とExcelの両方を自由に編集する運用は、住所や担当者の食い違いを生みやすくなります。

営業先で訪問メモや次回対応も更新したい場合は、顧客情報と地図を一体で管理する方法も選択肢です。GoSulはCSVまたは手入力から顧客を登録でき、個人利用は30件まで無料です。

よくある質問

Excelファイルをそのまま使えますか?

GoogleマイマップはXLSXにも対応しています。元データを壊さないようコピーを作り、住所列と名前の列を整理してから取り込んでください。

CSVを取り込むと、Excelと自動同期されますか?

取り込みだけでは自動同期されません。どのファイルを正本として更新するかを決め、必要に応じて再インポートします。

スマホだけで同じ手順を進められますか?

この記事は、Google公式ヘルプのパソコン向けの手順を案内しています。大量の行や住所エラーを確認する作業も、パソコンで行うと見比べやすくなります。

参照した公式情報

仕様の確認日:2026年9月8日。画面の文言は変更される場合があります。